• 田島 麻実

♪ピアノで弾けたらカッコイイ曲紹介♪ラテン音楽編 第1回「ピアソラ/エスクアロ(鮫)」

こんにちは!

小金井市東町にて、小さなピアノ教室を運営している田島麻実(たじまあさみ)です。

教室での指導の傍ら、演奏活動にも力を入れています。


さて、現在社会が大きく変化しています。

Withコロナのオンライン時代が到来していますね。

今や、保護者会や授業参観でさえもオンラインで行われるご時世。

「密」を避けるため、人が集まるイベントの開催がしづらい状況においては、

コンサ-ト等の集客もしにくい昨今。


それでも、ピアノを演奏し、聴いてくれる方がいるなら是非聴いて欲しい!という強い想いから、「YouTubeへの演奏動画投稿」を始めることにしました!

利用者数の多いYouTubeに投稿する事で、演奏をもっと気軽に多くの人に聴いてもらえたら

とても嬉しいなぁ♪と思っています。


そんな訳で、タイトルを『ピアノで弾けたらカッコイイ曲紹介』と題しまして、

個人的にお勧めのピアノ曲を1曲ずつ動画と共にご紹介させていただくシリ-ズを始めていきたいと思います!


聴いてくださる方の音楽への集中力が続くヒントになるような、イマジネ-ションを

広げやすくなる解説を出来るよう心掛けていきたいと思います!



それでは、第1回目の曲は…


ピアソラ作曲/エスクアロ(鮫)


アストラ・ピアソラという音楽家(1921~1992)


イタリア移民の子としてアルゼンチンで生まれ、幼少期はニュ-ヨ-クで育つ。

ブエノスアイレスで音楽活動を本格的に始め、パリを拠点としてヨ-ロッパでも活躍するなど、地球の南北と東西を動き回った。

その過程で、タンゴやジャズのミュ-ジシャンだけでなく、ピアニストのル-ビンシュタインと出会い才能を認められる等、クラシック界とも関係があった。

タンゴ界からは、その前衛さが受け容れられず、クラシック界でも生前は高い評価を得られなかった。しかし、晩年になって、ようやく世界中でその音楽が認められ、爆発的なピアソラ・ブ-ムが起きた。そしてそのブ-ムのさなかに倒れ、亡くなった。

アルゼンチンタンゴの革命家であり、20世紀でもっとも偉大な作曲家の1人。


2017年にはピアソラの生き様が映画化されました。

「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」


予告編の最初のフレ-ズを聴くだけで、心が熱くなります。

世間の風当たりが強くとも、自分の信じた音楽・道を貫く生き様に感動し、

心底、カッコイイと思いました。軸のある生き方に憧れます。


ピアソラの音楽


ピアソラの音楽はバッハのように、モ-ツァルトのように複雑でありシンプル。

ただ下降してゆくだけの音型に、わずかにメリスマがつけられ、ひとつの音が伸びたり縮んだりする。にも関わらず、そこにははっきりとひとをグッと押さえつけてしまう力がある。

ほろりとさせてしまうものがある。

音が上下する。ちょっと伸び縮みする。それがどうしてこんな作用をもつのか。

それが音楽の不思議だ。  


河出書房新社「ピアソラ」より引用


ピアソラは鮫釣り愛好家


今回、ご紹介する「エスクアロ」はスペイン語でという意味です。

ピアソラは、1979年から3年間の休業中に鮫釣りを愛好していました。

再生の為の休養期間での鮫釣り経験が元となって、この曲が生まれたのでしょうか。

この曲には、鮫の獰猛な、しかしどうしようもない魅力というのが表現されています。

補足:この鮫釣りですが、大きな鮫ではなく、小型のチョウザメを釣っているようです。

アルゼンチンではポピュラ-なスポ-ツのひとつだそう。


この曲は、ピアソラの五重奏団のヴァイオリニスト/フェルナンデス・スアレス・パスのために書かれた作品です。力強く、野性的で激しい印象的なリズムから始まります。

突然のリズム変化は、まるで先の読めない鮫の動きのよう

リズムが曲全体にわたり中心とされている。

スリリングで掴めそうで掴めない、手に入ると思ったらすり抜けていく。

かけひきの緊張感!途中、官能的なフレ-ズもあり、とても魅力的な作品です。

タンゴとはなにか?「ピアソラ前、ピアソラ後」

タンゴの革命家と言われるその理由は!?


【タンゴのイメ-ジ】



タンゴは元々、男と女の深遠なペアダンスであり、踊るために作られた音楽

聴かせる為に発展した音楽ではありませんでした。

しかし、この「エスクアロ」は、激しくリズムが変化し、とてもこれでは踊ることができません。

ピアソラはタンゴに革命を起こします。

彼は、伝統を改革する必要性を確信していました。


『水は流れないと腐る、タンゴも発展しなければ腐る』
『私は古いタンゴやプリミティブなタンゴに多くの敬意を払っている。しかし私は独自な方法でやらなければならない』

ピアソラは、タンゴをダンスホ-ルからコンサ-トホ-ルのステ-ジへと持ち込んだのです。つまり、踊るための音楽から聴かせるための音楽へとタンゴに改革を起こしたのです。


クラシックの音楽理論、ジャズやロックのアドリブ・力強いビ-トを融合させ

タンゴを全く新しい芸術性に優れた音楽へと導きました。

故に、彼は「タンゴの革命家」と呼ばれるのです。


楽譜紹介♪


最後に、私の弾いている「エスクアロ」のアレンジ楽譜をご紹介いたします♪


ピアノ・ミュージックフェスティバル・セレクション1~ローランド・ピアノ・ミュージックフェスティバル指定楽譜~


こちらの楽譜を使用して演奏しました!

他にも、いろいろとアレンジ楽譜は出ているみたいなので、

これをお読みになって興味をお持ちの方、是非練習してみてくださいね♪


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