ユーモラスなレッスンでなぜ「本気の努力」を求めるのか? プロフェッショナルな指導の裏側
- 田島 麻実
- 10月22日
- 読了時間: 4分
ル・レ-ヴピアノ教室です!
当教室では、ACM米国ギルド・ピアノ検定試験を導入しています。
ACMとは?
1929年に設立された米国ピアノ指導者団体「ACM(American College of Musicians)は、世界で最も大きなピアノ指導者のための非営利団体です。
日本では唯一、アメリカに母体を置くピアノ指導者団体として活動しています。
米国ギルド・ピアノ検定試験とは
1年に1度、アメリカから審査員が来日し、英語で実施されるアメリカのピアノ検定試験です。
ACM米国本部主催で約90年にわたり開催している「米国ギルド・ピアノ検定試験」
毎年アメリカを中心に約10万人の参加者がさまざまな目標を持って受験しています。

教室生のうち、3分の1の生徒さん達が毎年チャレンジし、好成績を残し合格しています!
ギルド試験は、以下の3つの方法を選んで参加出来ます!
📌 対面審査
📌 オンライン審査
📌 ビデオ審査
対面審査では、一発勝負で挑みますからより緊張度は高いですが、緊張を良い方向に転換させて集中して演奏する事で、度胸も身に付きますし、ここぞの場面でのプレッシャ-にも強くなるでしょう!
なにより、アメリカから来てくださる審査員に直接聴いて頂ける事は素晴らしい経験となりますね!
ビデオ審査は、何度でも撮り直しが出来て、自分が納得できる最高の演奏を送る事が出来ます!また、プレッシャ-に弱い、人目が気になる恥ずかしがり屋さんは、いつもレッスンしている教室で撮影をする事が出来るので、無理なく演奏に集中する事が出来ることもメリットです。
さて、素晴らしい成績を収めた当教室生徒さん達をご紹介いたします♪
(優秀合格者より抜粋)
表彰状にメダル、目に見える成果は、今後の練習へのモチベ-ションに繋がります!

さて、今回ご紹介した熱心な生徒さんたちの成果を見て、「ル・レーヴピアノ教室は、指導に真剣で、生徒にも高い姿勢を要求する教室だ」と思われるかもしれません。
しかし、当教室では、クラシック音楽の専門的な演奏教育をベースに、生徒さんたちに
「真摯な努力と向上心」を強く求めます。
教室のトップページにも「楽をして上手くなりたい方のご期待には沿えません」と、
厳しい選抜基準を掲げています。
では、なぜ「ユーモラスな指導」と「本気の努力」という一見相反するものが、当教室に共存しているのでしょうか?
【指導の裏側:努力を求める本当の理由】
それは、私がピアノを「生涯の友」、そして「言葉以外の言語で表現できるツール」だと考えているからです。
ピアノ学習を真の「道」として捉え、本質的な力を身につけるためには、楽な道だけでは不十分です。
1. ユーモアは、練習の「根気強さ」を引き出すため
大人の生徒さんや、集中力が続きにくいお子さんに対し、私がユーモラスな表現や会話を交えるのは、「根気強く教えること」の一環です。
レッスンを単調にせず、生徒さんの心理的な壁を取り除き、辛い練習も真摯に日々継続できる環境を作るためです。笑いがあるからこそ、厳しい課題にも立ち向かえる「心の余裕」が生まれます。
2. 本気の努力は、「自立した学習者」になるため
最終的に私が目指すのは、「自分の力でピアノを弾ける、そしてその音楽を解釈し、
言葉以外の言語で表現できる人」です。
そのためには、講師を信用して基礎技術に真摯に向き合う「自立した学習者」になっていただく必要があります。
ACMギルド試験のような外部の評価は、その努力が「確かな技術」として実を結びつつあることを示す、客観的な証拠となります。
表彰状やメダルは、本気の努力をした人にだけ与えられる、最高の報酬なのです。
当教室は、一時的な「楽しさ」ではなく、生涯にわたって音楽を深く愛し、表現し続けられる「心の平和と才能」を求める方をお待ちしています。
入会に関するお問い合わせは、当教室の指導方針を心から理解し受け入れてくださる方に限り、随時受け付けております。
レッスンを受ける前のお心構えを必ずご一読ください。(https://drive.google.com/file/d/1Sjn9j3k1yvppajfsWIMfYbX_hqbh0sKX/view?usp=sharing)




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